羽球がとっさにくると足も動かなくなって変な打ち方になっちゃうしで・・・
それじゃあ、「羽球キャッチ」っていう練習をやってみたら?
でも、キャッチですか?キャッチしたら反則になっちゃいますよね?
でも、この練習の目的はキャッチすることではないんだよ。
キャッチはあくまで練習の仕方って感じだね。
けど、うまくなりたいんで教えて下さい!
羽球キャッチは、かなり奥の深い練習法だから何度も見直して練習してね!
それじゃあ、「羽球キャッチ」について説明するね
1羽球キャッチとは
羽球キャッチは、2人1組が向かい合い、一人が羽球を投げて、一人が羽球をキャッチする練習方法です。
相手に向かって投げる時の高さは、[ 相手の身長 × 2 〜 2.5 ] が目安です。
一人10 〜 20回連続で行ったら、相手と交代しましょう。
練習方法の説明は、以上です。
非常に簡単でシンプルな練習方法です。
ゆえに、目的をもって練習しないと「何の成果も得られませんでした!」なんて状況になってしまいます。
2羽球キャッチの目的
羽球キャッチは、目的をもって行わないと「やる意味のない練習方法」です。(どんな練習にも言えますが。)
羽球キャッチの目的は何かというと、
です。
つまり、キャッチする練習ではなく、「必要なスキル」を獲得する練習ということです。
※獲得したいスキルによっては、あえてキャッチしないほうが良い練習もあります。
羽球をキャッチする練習じゃないくて、「スキル獲得」するための練習方法なんだ
ん?獲得できる「スキル」ってなんだ?
3羽球キャッチで獲得できるスキルとは
羽球キャッチで獲得できる「スキル」について説明していきます。
獲得できるスキルとは、山程あります。
それこそ、人の数だけあるかも知れません。
と言われてもはじめは戸惑うと思うので、獲得できる
- 「主要スキル」と
- 「持っていたほうが良いスキル」を紹介していきます。
- 羽球の軌道予測スキル
- 羽球の落下位置予測スキル
- 羽球の落下時間の予測スキル
- 足運びスキル
- 最小の動作で球下に入るスキル
- 打つフォーム(姿勢)安定スキル
- 相手の動作から攻撃を予測するスキル
- 落下地点に入る時間短縮スキル
- 無駄な歩数削減スキル
- 羽球落下に余裕をもって待つスキル
これ以外にも自分が獲得したい「スキル」があれば、その「スキル」を獲得するために練習すれば良いと思います。
また、そこそこの経験者には「やめた方が良いスキル」や「治した方が良いスキル」なんてのも存在します。
自分の「伸ばしたいスキル」や「苦手だからできるようになりたいスキル」を明確にして、
羽球キャッチでスキル獲得していきましょう!
初心者には、まず「主要なスキル」の獲得をオススメします。
いきなりキャッチするのではなく、どうやったら「主要なスキル」を獲得できるのか、
羽球をよく観察してみましょう!
「スキル」獲得は、基本一つづつにしていきましょう!
できるようになったら、次の違うスキルを獲得というように順番に着実にこなすことをオススメします。
欲張って複数のスキルを同時に獲得しようとすると、
- かえって変な癖がついたり、
- 中途半端な練習
になる恐れがあります。
4羽球キャッチの役割
羽球キャッチには、「スキル獲得」だけが役割ではありません。
他にも使いみちがいくつかあります。
- 羽球の軌道に慣れる
- 土台作り
- 打つ動作を省くことで、獲得したいスキルを最速で獲得する
- コンディション確認・調整
上の2つが主に、初心者に対しての役割
下の2つは、初心者〜中級者までに対しての役割です。
羽球キャッチは、初心者から中級者まで幅広く活躍できる練習方法ってことです!
そのため、「ステップアップ練習会」では必ずこの練習は取り入れています。
もちろん、参加者のレベルに応じて、目的は変えていっています!
(個人に対しては、その人に必要なスキルを身につけてもらっています)
5練習する ”ベストタイミング” とは?
羽球キャッチをしたほうが良い(するべき)タイミングがあります。
それは、一番はじめです。
体育館に入って初めの練習は、羽球キャッチを行いましょう!
理由はきちんとあります。
なんじゃそりゃーと思うかも知れませんが、実際に当てるのは難しいです。
なぜかというと、羽球の触って良い場所と手のひら(人の身体が触れても良い場所)の大きさは、ほぼ同じです。
他の競技で比べると難易度は一目瞭然です。
- サッカーボールは足か胸付近まで触ってもOK
- 野球ボールは握ってもOK、
- バレーボールは両指OK、片手なら手のひら〜指、手首までOKと
扱うボールが大きいか、触れれる部分がそれなりに広いかのどちらかです。
「4.羽球キャッチの役割」でも触れましたが、コンディションの確認と調整ができる練習でもあります。
そういった意味でも、初めに行う練習として最適だと思います。
6まとめ
羽球キャッチの目的は、キャッチすることではありません。
あくまで、「スキルを獲得する」ための練習です。
そのため、どのスキルを獲得したいかを考えて羽球キャッチで練習しましょう。
練習タイミングは、「初め」を推奨しています。
役割にもいくつかあるので、自分にとって羽球キャッチはどんな役割を担っているか意識しながら試してみましょう。
今回の情報が皆さんにプレーに少しでも役に立てれば幸いです。
もし、わからないことや聞きたいことがあれば「ステップアップ練習会」にご参加下さい。
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