インディアカにおいて「攻撃力がある」とは、単に強いアタックが打てるというだけではありません。試合で確実に点を取り、流れを引き寄せる“本当の攻撃力”とは何か──。
第1章では、攻撃の本質を見つめ直し、「点を取る人」と「点が取れない人」の違いを明らかにしていきます。
目次
そもそも“攻撃力”とは何を指すのか?
インディアカにおける攻撃力とは、次の3つの要素に分けて考えることができます:
- 得点に直結するプレーができるかどうか
- 相手を崩す(守備を動かす、迷わせる)ことができるか
- 味方が点を取れる流れを作れるか
これらを満たして初めて「攻撃力があるプレーヤー」と言えます。
つまり、攻撃力とは“打つ力”だけでなく“仕掛ける力”でもあるのです。
この人がいると点が取りやすい、この人がいるとチームの勝率が上がる…というのが”攻撃力のある人”になります。
【1】「点が取れる人」はどんな人?

点を取る人に共通するのは、以下のような特徴です:
- 相手の守備の隙を探して狙える
- 迷いなく攻撃の体勢に入れる(判断が早い)
- 味方のトスや連携を最大限に活かせる
たとえば、相手がクロスに強い布陣を敷いていたら、あえてストレートを狙う。
あるいは、相手の前衛がジャンプアタック警戒して下がった瞬間にネット際へ落とす。