【レクインディアカ用語解説集②|プレー中に起こる反則用語をまとめて解説】

インディアカでは、プレー中の動きに関する反則が多く存在します。この記事では、意外と知られていない「打ちすぎ」「視界の妨害」「同時反則」などのルールをわかりやすく紹介します。反則の意味を理解しておくことで、不要な失点を減らし、安心して試合に臨むことができます。


目次

1. オーバータイムスとは?

定義: チームでの羽球接触が4回を超えた場合の反則。
例: レシーブ→トス→トス→アタック=4回目となり反則。
ポイント: 3回触れた時点で相手コートへ返らないからといって、追加で打っても反則です。
補足: レクインディアカは必ず3回で返球する必要があります。1回でも2回でもダメです。


2. サイドコーチとは?

定義: 試合中にベンチや観客席から選手に指示を出す行為。
例: ラリー中にベンチから「打て!」「アウト!」と声がかかるなど。
ポイント: 応援はOK。ベンチから指示を出す場合は「タイムアウト」を取りましょう。
補足: 主審が「プレーに影響を与えた」と判断した場合、即反則となり相手に得点が入るケースもあります。観客だからといって発言には気をつけましょう。


3. スクリーンとは?

定義: サーバーの動作を他の選手が意図的に隠す行為。
例: サーバーの前に複数人が並ぶ/手を高く上げて視界を遮る。
ポイント: 味方がサーブを打つまでは無闇に動いたり、変な挙動を控える。
補足: ジャンプなども意図的であれば反則となります。自然な動きとの区別は審判の裁量です。


4. タイムアウトとは?

定義: 各チームが1セットに1回まで要求できる競技の一時停止時間。
時間制限: 1回30秒以内。
補足: タイムアウトは選手の体力回復・戦術確認に活用できますが、過剰な使用は反則になります。また、タイムアウトを要求できるのは監督または主将に限ります。


5. ダブルファウルとは?

定義: 両チームが同時に反則した場合に適用されます。
例: 両チームが同時にタッチネットをした、センターラインを踏んだ、など。
ポイント: 得点は入らず「ノーカウント」となり、やり直しになります。
補足: ダブルファウルの発生は極めて稀ですが、両チーム同じタイミングで反則をするとダブルファウルの判定になることがあります。反則の内容はそれぞれ違っても起こります。(ホールディングとタッチネットなど)


よくある質問(FAQ)

Q1. サイドコーチの反則は厳しい?
A. 主審の裁量によります。また、相手チームより申告がある場合は、サイドコーチに疑わしい発言は控えるように注意喚起があるかもしれません。

Q2. スクリーンは自然に動いても判定されますか?
A. 審判が「意図的」と判断した場合に限られます。これも注意喚起が行われる場合もあります。

Q3. タイムアウトは誰が申請できますか?
A. 監督または主将が申請可能です。

Q4. オーバータイムスはラリー途中で止められますか?
A. 羽球が4回目に触れた瞬間に反則となり、審判の笛で中断されます。

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