【初心者向け】レク・インディアカのレシーブ入門3|「レシーブ力」ってそもそも何?

レク・インディアカを続けていると、こんな言葉を耳にしませんか?

  • 「あのチーム、レシーブ力がすごいよね」
  • 「うちはレシーブが不安定なんだよなあ…」
  • 「レシーブ力を上げたい!」

でも、改めて聞かれると、

「レシーブ力って、“ボールをうまく上げる技術”のこと?」

と、ちょっとぼやっとしませんか?

この記事では、インディアカの「レシーブ力」とは何かを、初心者〜初級の方向けにやさしく分解して整理していきます。

  • 「レシーブがうまい」とはどういう状態なのか
  • レシーブ力を作る4つの要素
  • サーブレシーブ/攻撃レシーブ/チャンスボールの考え方
  • チーム全体でレシーブ力を底上げするための視点

を、“守備の設計図”というイメージでまとめていきます。

アイラちゃん

「レシーブ力は“捕球のうまさ”だけじゃなくて、
“チームで点を守る力”のことなんです。
今日はその正体を一緒にほどいていきましょう〜!」


レク・インディアカが初めての方は、まず以下の記事を読んでおくと安心です😊

目次

1. 「レシーブ力=止める力」だけではありません

まず最初に、よくあるイメージを整理しておきます。

❌ レシーブ力 = ボールをきれいに上げる技術
⭕ レシーブ力 = チームで点を守る総合力

という捉え方をしてみましょう。

もちろん、

  • 正面でしっかり受ける技術
  • 上にふわっと上げるフォーム

も大事な要素のひとつです。

ただ、試合をしていると分かるのは、

  • 技術で突出した選手がいるなわけではないのに、なぜかボールが落ちないチーム
  • 逆に、個々の技術は高そうなのに、失点が多いチーム

がいること。

この差を生んでいるのが、
「レシーブ力=総合力」として考えられているかどうかです。


2. レシーブ力を作る4つの要素

ここでは、レシーブ力を以下の4つに分解して考えてみます。

  1. 安定感(技術)
  2. 予測・読み(ポジショニング)
  3. 連携(役割分担)
  4. メンタル(切り替え・継続)

順番に見ていきましょう。


2-1. 安定感(技術)|まずは「触れる・簡単に落とさない」

土台になるのが、「同じボールを同じように上げ続ける力」です。

  • サーブレシーブでネットを超えない
  • 強くないボールをポロっと落とさない
  • チャンスボールをしっかり味方へ上げる

という、“当たり前に見えるプレーを、当たり前にできる力”が安定感です。

実は、長年プレイをしてきた選手でもこれができない方もいます。
特に派手なプレーばかりを意識して、基礎練習を疎かにしている人ほど「安定感」が身についていない場合が多いです。

ここは、第1部「フォーム編」&第2部「ミスしない編」でまさに鍛えてきた部分が大きく関わってきます。


2-2. 予測・読み(ポジショニング)|「来そうな場所」に先に立つ

同じ技術レベルでも、

  • いつもボールが落ちる場所の近くに立っている人
  • いつもボールが落ちる場所から遠いところにいる人

では、レシーブ力に大きな差が出ます。

ここで効いてくるのが、「予測して動く力」です。

  • 相手の体・腕・手のひらの向き
  • トスの高さとアタッカーが打つ位置
  • これまでの攻撃パターン

を見て、

「このコースに来そうだな」
「次はここを狙ってきそうだな」

と、半歩先に立っておくイメージです。


2-3. 連携(役割分担)|「誰がどこを守るか」を共有する

どれだけ技術が高くても、

  • お互いに譲って誰も取らない
  • 逆に、二人で同じボールに飛び込む

ようでは、チームとしてのレシーブ力は上がりません。

大事なのは、

  • 誰がどのエリアを担当するか
  • どんなボールは「任せる」のか
  • 真ん中に来たボールは誰が優先か

を、チーム全体で共有しておくことです。

これは、第2部でお話しした

  • サーブレシーブでの「誰がどこを見るか」
  • 攻撃レシーブでの「全部自分で取ろうとしない」

にもつながる部分です。


2-4. メンタル(切り替え・継続)|1本のミスで崩れない

最後の要素は、メンタルです。

  • ミスしたあとに引きずらない
  • 強いサーブや攻撃が続いても、構えを崩さない
  • 長いラリーの中でも集中を切らさない

レシーブは、「目の前の1本」との勝負が続くプレーです。

「1本ミスしても、次の1本で取り返す」
「怖くても“構えだけは崩さない”」

というメンタルの習慣も、
レシーブ力の大事な一部になってきます。

アイラちゃん

「“メンタル力”と聞くと大げさですが、
実際は『1本ごとにリセットするクセ』くらいのイメージでOKですよ〜!」


3. 3種類のレシーブごとに「何を優先するか」を決める

第2部でも触れたとおり、レシーブには主に3種類あります。

  1. サーブレシーブ
  2. 攻撃レシーブ
  3. 相手が苦し紛れの返球レシーブ(チャンスボール)

ここでは、それぞれで何を優先すべきかを整理しておきましょう。


3-1. サーブレシーブ|「落とさない&中央に高く」

サーブレシーブで一番大事なのは、

とにかく触る!落とさない!こと

です。

  • 無理にナイスレシーブを狙わない
  • 強く打ち返そうとしない
  • 「上+前(コート中央より)」に高く返す

この3つをチームの合言葉にするだけで、サーブからの連続失点がかなり減ります。


3-2. 攻撃レシーブ|「正面に入る一歩&ワンタッチで逃がす」

相手のアタックや強めの返球を受ける攻撃レシーブは、

  • 怖さ
  • 速さ
  • コースの読みづらさ

など、プレッシャーが大きい場面です。

ここでは、

「ボールの正面に一歩だけ入る」

「ワンタッチで上に逃がす」

をセットで意識してみましょう。

  • きれいにセッターに返そうとしなくてOK
  • とりあえず上に残すことを最優先に

それだけでも、ラリーが続く回数が増えていきます。

アイラちゃん

まずは、「粘ろう!」を合言葉にしてみましょう♪


3-3. チャンスボール|「次の攻撃がしやすい位置に返す」

ふわっとしたチャンスボールは、本来こちらのチャンスです。

ここで大事なのは、

「とりあえず返す」ではなく、
“次の攻撃につなげやすい位置”に返すこと

  • コート中央
  • セッターが立つあたり
  • 攻撃しやすい高さ

に返してあげると、チーム全体の“点を取りに行く力”が上がります。

このチャンスボールを活かせるかどうかが、勝ち上がれるチームと勝ち上がれないチームを分けると言っても過言ではありません。日頃の基礎練習をしっかりこなしてきたチームに勝利の女神は微笑みます。


4. 守備位置と“空けたくないスペース”の考え方

ここからは、少しだけ守備位置の考え方にも触れておきます。

4-1. 前衛・後衛の役割イメージ

チームやフォーメーションによって違いはありますが、ざっくりと…

  • 前衛:
    • ネット近くのボール
    • 短いチャンスボール
    • 左右クロスも警戒
  • 後衛:
    • 深いサーブや攻撃
    • ロブショットなどのコート奥のスペース
    • 次の攻撃のためのトス役になることも

という役割分担になります。

大事なのは、

「自分はいま、前衛としてどこまで守る?後衛としてどこを見る?」

を、なんとなくでもイメージしておくことです。


4-2. 「ここだけは空けたくない」スペース

細かいフォーメーションの話はいったん置いておいて、
初心者〜初級のうちから意識しておくといいのが、

「ここだけは絶対空けない」スペース

をチームで共有することです。

たとえば、

  • 前衛選手の真ん中(やや2番より)
  • 後方選手の真ん中
  • サイドライン中央

は、ボールが集まりやすい&空きやすい場所です。

狙われやすい間の例

「ここは誰かが必ず触りに行こう」
「真ん中に来たボールは、〇番が優先で入ろう」

と決めておくだけでも、
“誰もいないところに落ちる失点”がだいぶ減ります。


5. ラリー全体で見る「良いレシーブ」とは?

最後に、「レシーブ力」をラリー全体の流れで考えてみます。

5-1. 良いレシーブ=「攻撃につながるレシーブ」

良いレシーブとは、

「次の攻撃につながるレシーブ」

とも言えます。

  • セッターが動きやすい位置に返す
  • 攻撃したい人の打ちやすい場所の近くに返す
  • 相手にとって“嫌な形の3本目”を打てるようにする

レシーブの目的は「止めること」ではなく、「自分たちの攻撃の土台を作ること」なんですね。


5-2. 「このレシーブから、どんな攻撃につなげたいか」を考えてみる

慣れてきたら、レシーブのあとを少しイメージしてみましょう。

  • サーブレシーブ → 「まずは安全な3打目」でいい
  • チャンスボールレシーブ → 「強めの攻撃につなげたい」
  • 強い攻撃レシーブ → 「いったん立て直すための返球」でいい

というように、

「この状況なら、次の一手はどんな形が理想か?」

を考えるクセをつけるだけでも、レシーブの選択が変わってきます。

アイラちゃん

レシーブは“守備すれば終わり”じゃなくて、
“攻撃の始まり”だと思ってみてくださいね✨️


6. チーム全体でレシーブ力を上げるための小さな工夫

工夫①:練習の最初に「レシーブだけの時間」をつくる

  • サーブ → レシーブ → キャッチ
  • 攻撃 → レシーブ → 上に上げるだけ

のような、“レシーブだけに集中する時間”を少しでいいので入れましょう。

「レシーブは試合形式の練習ついで」ではなく、
“レシーブもメインテーマのひとつ”として扱ってあげるイメージです。


工夫②:1本ごとに「今の良かったポイント」を口に出す

  • 「いまの、中央に高く上げられて良かったね」
  • 「今のボール、任せた判断がナイスだった」
  • 「強打をワンタッチで上に逃がしたの、すごく良かった!次に繋がるナイス判断だよ」

など、“成功したポイント”に名前をつけてあげると、

  • そのプレーがチーム内で共有される
  • 「次も同じことをしよう」という意識が生まれる

という良い循環が生まれます。


工夫③:試合後に「どこで点を取られたか」をざっくり振り返る

難しい分析は不要です。ざっくりでOK。

  • サーブレシーブのミスが多かったのか
  • 攻撃レシーブで崩されたのか
  • チャンスボールを活かしきれなかったのか

を振り返るだけでも、

「次の練習では、ここを重点的にやろう」

という方向性が見えてきます。


7. よくある質問Q&A

Q1. レシーブ力は、結局「センス」が大事なんでしょうか?

A. センスより、“経験+整理された考え方+反復練習”のほうが大事です。

  1. ボールを見てきた数(経験)
  2. その中で「どう考えるか」が整理されているか
  3. 必要な練習の繰り返し

で、レシーブ力はどんどん変わります。

この記事のように、

  • 役割分担
  • 守るべきスペース
  • 3種類のレシーブごとの優先順位

を整理しておくだけでも、「なんとなく反応する」から一歩抜け出せます。


Q2. チームメイトの意識がバラバラで、どうしたらいいか分かりません…

A. いきなり全部を揃えようとせず、「合言葉」を1つだけ決めるところから始めましょう。

たとえば、

  • 「困ったら中央に高く」
  • 「チャンスボールは絶対に落とさない」
  • 「真ん中のボールは◯番が優先」

など、1テーマだけ共有するだけでも、
少しずつチームのレシーブが変わっていきます。


8. ここから先は「図解レシーブ戦略」の世界へ(有料コンテンツのご案内)

この記事では、

  • レシーブ力は「止める力」だけではないこと
  • 安定感/予測/連携/メンタルという4つの要素
  • サーブレシーブ・攻撃レシーブ・チャンスボールの優先順位
  • 守備位置や「空けたくないスペース」の考え方
  • ラリー全体で見たときの“良いレシーブ”のイメージ

といった、レシーブ力の“考え方の骨組み”をまとめてきました。

ここからさらに一歩進んで、
本格的に守備力を上げていきたい方には、

  • 実際のコート図を使ったレシーブフォーメーション解説
  • 相手の攻撃パターン別の守備位置
  • ローテーションごとの「誰がどこを守るか」の具体例
  • 練習メニューへの落とし込み方

といった内容が役立ってきます。

レクインジャーLABOの有料コンテンツ・定期購読では、
こうした「図解付きのレシーブ戦略」を、試合で使える形でお届けしています。

アイラちゃん

第1部(フォーム)、第2部(ミスしない)、第3部(考え方)が
なんとなくイメージできてきたら、
図解レシーブ戦略の世界も、きっと楽しく読めると思いますよ🌟

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