1.レク・インディアカのチーム規則についてどのくらい知っていますか?
今回は、名古屋市レクリエーション・インディアカのチーム編成や規則について解説します。
規則と言われると難しく感じますが、いわゆる試合を行う上でのルールです。
野球で例えると、
- 監督やコーチ、控えの選手は何人まで登録できて…
- ピッチャーやキャッチャーなどのポジションがあり…
- 3アウトで攻撃と守備が交代する…
など、そのスポーツを行う上で知っておく必要のある必要最低限のルールです。
※名古屋市レクリエーションインディアカの審判員教本(令和6年4月改訂)を参考に、個人的見解も含めた内容となっています。
2.チームの構成
- チームは選手4〜8名で構成されます。
- 各チームに監督が1名、主将も1名を置きます。
- 監督が選手として出場する場合は、選手としても登録しておく必要がある。(各大会の申し込み用紙に準ずる)
3.監督と主将の責任と権利
監督及び主将は、チームの代表として規律を管理し、試合中の作戦タイムや選手交代を申し出ることができます。
また、試合中に発生する問題に対処する責任も負うことになります。
監督及び主将は、作戦会議のための作戦タイム(1セット1回30秒)を要求する権利があり、不明瞭な判定に対して確認を求めることができます。(※判定の意義申し立てはできない。)
また、試合中にて、監督または主将は、主審からの説明を受けることがあります。
審判教本の教えでは、”サーブ順の誤りについては、その処置が決定したら判定前に監督または主将に説明をして納得させた後に、アウト・オブ・ポジションの判定を下す。”などと記載されているため、試合中に説明が必要な出来事やトラブルが発生した場合は、監督または主将が主審から説明を受けることになります。
4.選手のポジションとローテーション
- 選手は1〜4番のポジションで、ローテーション(時計回りに進行)を行います。
- ローテーションは、サーバーが変更する際に時計まわりに1つ進みます。
- ローテーションの維持は、羽球がサーバーの手を離れるまでは維持しなければならない。つまり、サーブが打たれる前にローテーション以外のポジションへ移動することは反則になる。(アウト・オブ・ポジション)
- ポジションは必ずしも正方形でなくても良い。(各選手が1〜4番のポジションとわかる範囲でなら動くことができる)
5.義務交替制・任意の選手交替
- 名古屋市レクリエーション・インディアカには、義務交代というルールが存在する。
- 第1・第2セットとも、どちらかのチームが8点を先取した時点で「義務交替」が発生し、両チームとも1名以上の選手を交替させなければならない。
- 選手の義務交替を行わないチームはそのセットを失う。
- その他の選手の交替はこの義務にかかわらず任意に交替させることができる。
- 但し、一度交替をしてベンチに戻った選手は、そのセットにおいて再度交替をすることはできない。
- 第3セットにおいては、義務交替は適用しない。
- 四人制導入の大会においては、選手が4名のみの場合は、義務交代は行わなくても良い(ただし、相手チームに3点のハンディルールあり)
6.服装規定
- 競技に適した服装・靴が必須であり、安全性を確保するために装飾品や突起物のあるアクセサリーの着用は禁止されています。
競技中の負傷の原因となる恐れのある、かぶりものや、他の物品(くし・腕輪・時計・ブローチ・ロケット・突起物のついた指輪・イヤリング・ピアスなど)をつけてはいけない。
- 最近では、スマートウォッチをつけてプレイする選手も見かけられます。試合では、外すようにしましょう。
- ユニフォームに関しての記載を探しましたが、見当たりませんでした。。。
- 大会を見ている限り、背番号がわかる衣類であれば問題ないという印象です。(チームで必ずしも統一しなくも良い)
7.まとめ
いかがだったでしょうか?意外といらないこともあったのではないでしょうか。
かくいう私もこの記事を書くまで、細かく内容を把握していませんでした。(審判員の資格試験以降、だいぶ忘れていました…笑)
特に、監督や主将の役割は、チームにとって非常に重要なもので、試合中のトラブルが起きた際に審判から説明されることもあります。試合の流れやルールを知らないまま説明を受けても、更に混乱することになってしまうので、事前に知識をつけて試合に挑みたいですね!
