自由自在に打ち分けができているんだろう...
自由自在に打ち分ける「打ち方」があるのは、知っているかな?
そもそも打ち方に種類があるなんて知らなかった。。。
13種類の打法(打ち方)
あなたは自分がどんな打法をしているか知っていますか?
打法によって得意、不得意なプレーが異なります。
それらを使い分けることが上級者への近道になります。
もし、自分の打ち方がわからないって方は、この記事を読んで練習で意識して見てください!
こんなことありませんか?
上手い人の真似をしようとして、
いざ自分が同じようにやろうとしたら、全然真似できない。。。
- 安定した味方に優しいレシーブ
- ふわっと上がった打ちやすいトス
- エンドラインまで飛ばせる横軸軌道の3打目(アタック)
こんなプレーしてみたいですよね?
真似できない理由は、
- その人がどんな打法(打ち方)をしていて、
- 自分がどんな打法(打ち方)をしているか
正しく理解していないからです。
人から技術を吸収するには、
- まずその人がどんな打法(打ち方)をしているのか?
- 自分の打ち方にどう反映できるか?
これらを知る必要があります。
レクインディアカには、打法(打ち方)による反則はありません。
なぜなら、反則の判定は羽球と手の当たり方のみだからです。
つまり、
打ち方にルールがあるわけではなく、ましてや打ち方で反則を取られることはありません。
羽球と手の当たり方さえ反則基準を犯していなければ、どんな打法でも問題ありません。
自分に合った打ち方(プレースタイル)をみつけていきましょう!
打法には、大きく分けて3種類です。
この「3種の打法」は、レクインジャーが長年色々な人と出会い、分析した結果で分類しています。
- 腕押し打ち
- 肘曲げ打ち
- 肩回し打ち
レクインジャーの経験上、
初心者の多くは、「腕押し打ち」に分類される傾向があります。
一方、上級者(上手い人)は「肘曲げ打ち」を使っている様に見えます。
「肩回し打ち」は稀に使用する者もいる、という感じです。
3種の打法がわかったところで、
- 3種の打法をどうやって分類しているのか
- 自分はどの打法に当てはまるのか
- どの打法がオススメなのか
23種の打法の違いとは?
3種の打法をどうやって分類をしているのか解説していきます。
3種の打法には、共通点があります。
気付きましたか?
共通点は、打法の呼び名に「身体の部位が入っている」ということです。
- 腕押し打ち
- 肘曲げ打ち
- 肩回し打ち
- 腕押し打ち → 腕の力を使って、前へ押すような打ち方
- 肘曲げうち → 肘を軸にして、前後に手を振る打ち方
- 肩回し打ち → 肩を回して、腕を大きく振る打ち方
似た動作を他のスポーツで例えると、
- 腕押し打ち → 相撲の押し出し、つっぱり、砲丸投げ
- 肘曲げうち → 剣道の面
- 肩回し打ち → 野球のオーバースロー
3自分がどの打法か把握する
- 3打目より1打目・2打目を打つことが多い
- 高く打つように意識している
- 体の前方で羽球打っている
- 打つ手と同じ側の足が前に出ている
- 思ったより距離が出せないことがある
- 3打目を打ってもネットを超えないことがある
- サーブレシーブ時、後ろに飛んでいくことがある
- 打つときに腕に力を入れる
このような特徴がある打法は、腕押し打ちです。
<特徴>
- 1・2・3打目まんべんなく打つことが多い
- 高さより距離や位置を意識して打っている
- 首を上に向け、羽球を見上げた状態で打つことがある
- 肘を体の前に出して、手のひらを頭の横辺りまで引いて打つことが多い
- 打つ手と逆側の足が前に出てる
- 力を入れて打つのではなく、タイミングを意識して羽球を当てている
- 腕に力を入れず、手のひらを開く(張る)ことを意識している
このような特徴がある打法は、肘曲げ打ちです。
<特徴>
- 3打目を打つことが多い
- 腕をフルスイングして打っている
- コートの奥(エンドライン)付近まで常に飛ばせている
- 低弾道(高さが出ない)の球しか打てない
- 弾速が出ている(速い球を打てる)
- 短い距離に打つことが苦手
このような特徴がある打法は、肩回し打ちです。
いかがでしたか?自分がどの打法を使っているか把握できましたか?
いきなり把握するのは難しいと言う方は、この記事を読んでから練習するときに自分はどの打法を使っているか意識してみるといいでしょう。
「自分では判断できないよ!」って方は、自分のプレーを動画にとって他の人に見てもらったり、
レクインジャーが所属しているチームの練習会で質問しに来てください。
43種類の打法を使いこなす
これまでで
- 3種類の打法について
- 自分が使っている打法
- 使ったことがない打法
が把握できたと思います。
ここから先は、3種類の打法を使いこなせるワンランク上のプレイヤーを目指しましょう!
現レクインディアカの環境では、2種類(腕押し打ち・肘曲げ打ち)さえ使いこなせれば上位プレイヤーになることができます。ぜひ、目指してみてください!
ステップ1 2種の打ち方をマスターする
まずは、2種類の打ち方をマスターしましょう
- 腕押し打ち
- 肘曲げ打ち
この2種類は必須の打ち方と言っても過言ではありません。
「腕押し打ち」に関しては、自然とできている人が多いですが、
「肘曲げ打ち」はやったことがない人がほとんどだと思います。
そんな方はまず、「肘曲げ打ち」を覚えることをおすすめします。
「肘曲げ打ち」ができるようになると攻撃・守備ともにレベルが一気に上がります。
- 安定した味方に優しいレシーブ
- ふわっと上がった打ちやすいトス、
- エンドラインまで飛ばせる横軸軌道の3打目(アタック)
これらが自分の意志でプレーできるようになります。
ステップ2 それぞれの打法の使い所を把握する
複数の打法が扱えるようになってきたら、
次は使い所を把握していきましょう!
打法によって最適な使い所が存在しています。
適切なシーンで最適な打法を使えるようになると、一気にプレイの余裕が生まれミスがほとんど無くなります。
それだけではなく、味方や相手を自分のプレーで動かすなんてこともできます。
3種類の打法には、それぞれメリット・デメリットが存在し、使い所は異なります。
これだけできていればOKって話では、残念ながらありません。
逆に言えば、
この使い分けができる人が少ないので、覚えて使えるようになれば他の人と差をつけることができます。
使い分けまでを解説している人は他にいないと思うので、
この記事を見ている方だけの特別な情報です。
次の表が、それぞれの打法の特徴を表した表です。
使用頻度 | 汎用性 | カバー力 | 攻撃力 | 守備力 | |
腕押し打ち | ○ | ○ | ◎ | △ | ○ |
肘曲げ打ち | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
肩回し打ち | △ | △ | △ | ◎ | △ |
この表から
- プレイの軸は、肘曲げ打ち
- 守備時の味方のカバーやフェイントなどの急な対応は、腕押し打ち
- 試合を決める1点を取りに行くなら、肩回し打ち
このような形で打ち方を使いこなせば、試合を有利に運ぶことができます。
ステップ3 自分のプレイスタイルを作る
ここまで来たら、あなたに合ったプレイスタイルにカスタマイズしていきましょう
いきなりプレイスタイルを作るって言われても、、、なんて方は、
まず、打法の使用率をある程度で良いので想像しましょう。
例えば、
- 肘曲げ打ちはだいたい50%
- 腕押し打ちも癖で割と使っちゃうので40%
- 肩回し打ちは、たまに決まめる時使うから10%かな
こんなかんじで良いです。
ちなみに現在のレクインジャーは、
- 肘曲げ打ち80%
- 腕押し打ち20%
- 肩回し打ち0%
です。肩回し打ちはほぼ使わないですね笑
レクインジャーの場合、相手のプレイを読む(予測)のが得意なのと移動速度・運動量には自信があるので、
足を使って落下地点まで入って「肘曲げ打ち」をする安定したプレイスタイルを選んでいます。
その時のコンディションや体格、相手によって変わるのでこの辺はざっくりで大丈夫です。
次に、打法の使用条件を予め決めておくことをしましょう。
最初はかんたんな条件を設定して、そのあと+αで細かい条件を追加していくのがおすすめです。
- 自分の守備範囲は、肘曲げ打ちでレシーブする
- 打ちやすいトスが上がったときだけ、肩回し打ちを挑戦する
- ミスしたくない場面では、なれた腕押し打ちで一旦落ち着かせる
こんな感じで「〇〇の時は、この打法を使おう!」と予め決めておくと良いでしょう。
- 基本は肘曲げ打ちでレシーブする準備をして、フェイントされたら腕押し打ちに切り替える
- ある程度打てるトスは肘曲げ打ち、トスが乱れたら腕押し打ちに切り替える
- 肩回し打ちで構えて、相手が下がったのが見えたら腕押し打ちでフェイントをかける
細かい条件とは、「Aの時、この打法を使う。もし、Bになったらこの打法に切り替える」という感じです。
複数の打法をうまく組み合わせることで、攻撃・守備ともにワンランク上のプレーができるようになります。
この段階までくると、自由自在にプレーができるようになってくるためレクインディアカがもっと面白くなりますよ!