ちなみにサーブでどれくらい点数が動いているか数えたことってありますか??
数えたことなかったです。結構多そうですよね?
仮にチームメンバーが1人1点以上をサーブで得点していると・・・
約26%以上はサーブで得点している計算になります。
約1/3がサーブで点取っているってことになるね!
得点が1/3もサーブで取れちゃうって考えると、
サーブがいかに得点源になっているかわかりますね!
5点分の失点をせずに、5点分の得点チャンスができる!
サーブレシーブは、試合を有利に運ぶキーアイテムになるってこと!
サーブでの失点と得点を数えてみると、より正確な分析ができるのでオススメです!
1サーブレシーブのコツは、「サーブは最強の攻撃である」と認識する
サーブレシーブについて、改めて考えていきたいと思います。
サーブを、レシーブするの難しくないですか?
3打目と違って打ってくる人コロコロ変わるし、高い球やふわっとくる球、速い球とかいろんな打ち方してくるし、
ちょっと力入れてレシーブすると、思ったより飛んでっちゃうし、逆に力を抜きすぎると全然飛んで行かないし、
吹かれないレシーブができたと思ったら味方の取りにくいトスになって次が吹かれちゃうしで。。。
このサイトを見てくれているあなたはきっと、
サーブを取るための練習はコツコツしているし、人からも色々とアドバイスを聞いて努力していると思います。
でもなかなか思うようにいっていない。。。
そんな人に、
レクインジャーが一番初めにアドバイスすることは、
ということを認識する。です。
サーブを取るためには、まずサーブのことを正しく知るということが大事です。
の順番で取り組む事が、
最速でサーブレシーブができるようになるとレクインジャーは考えています。
では、一旦サーブをする側の立場として少し考えてみましょう!
試合中、サーブ権があなたのチームに移ったとします。
あなたはサーバー(サーブを打つ人)に何を期待しますか?
- サーブで点を取りたい
- 相手の上手い選手に触らせたい
- 相手の弱いところを狙いたい
このようなことを無意識のうちに考えていませんか?
なぜ、そのようなことを考えるのでしょうか。
この考えをレシーブ時にも意識することが、レシーブを成功させるためのヒントになってきます。
レクインジャーはサーブについて、以下のように考えています。
- 誰でも
- 簡単に
- どこにでも
- 攻撃ができる
一見当たり前のように感じる内容ですが、レクインディアカにおいてこれら内容は当たり前とは言えません。
もしあなたが、試合中に3打目を打つ場合、サーブと同じことができるでしょうか?
- 3打目で、「誰でも」「簡単に」「どこにでも」「攻撃をする」。
多くのプレイヤーはこれが難しいと感じると思います。
つまり、この難しい事がサーブでは、”誰でも簡単に” 攻撃可能ということです。
そういった意味で、
と認識してレシーブに望む必要があります。
それでは、サーブについて認識できたところで、
サーブレシーブの成功率を上げるためのテクニックについてお話していきます。
2テクニックその1 ”サーバーを知る”
あなたがレシーブをする際、これからサーブを打つ選手(サーバー)についてどのくらい知っていますか?
- 速いサーブを打ってくる
- ネットギリギリを狙ってくる
- サイドラインギリギリに打ってくる
- 天井サーブを打ってくる
- レシーブが苦手な選手を狙ってくる
- 攻撃が上手い選手に触らせようとしてくる
など、サーバーがやってきそうな行動を事前に把握することは重要なことです。
今までサーバーについて気にしたことがなかったという方は、少しずつサーバーについて観察を始めましょう。
やり方がわからないって方は、地元のラリー練習のときに是非やってみてください!
自分がコートに立っていなくても観察することはできます。
練習の仕方は簡単!
線審やスコアラーをやりながらサーバーはどこ狙っているか予想するだけです。
この”予想する ”がレシーブの上達に最も重要なことです。
予想を続けるとその選手について情報を得ることができます。
これがあなたのレシーブ時のキーアイテムになってくれます。
いきなり全く知らない選手を観察するのは難しいと感じる方は、味方を観察するでも大丈夫です。
同じチームの選手やいつも練習を一緒にする選手のサーブを観察してみましょう。
慣れてきたら、知らない選手や大会の相手チームの試合を見ながら予想することを始めましょう!
いきなり予想しろって言われても何を考えればいいかわからないって方は、
次のどれに当てはまるかな?と考えながら練習して見てください。
- 取りにくいコースに打ってくる?
- 知っている人ばかり狙う?
- レシーブが苦手そうな人ばかりを狙う?
練習中であれば、このどれかにだいたい当てはまります。
サーバーの目線や体の向きから段々予想できるようになってきます。
とりあえず数をこなして慣れていきましょう。最初は大変かもしれませんが、それが成長している証です。
数週間意識して練習していくと慣れてきますので、慣れてきたら更に細かく自分なりにサーバーを分析していきましょう!
3テクニックその2 ”サーバーを視る”
テクニックその1”サーバーを知る”が慣れてきたら、
次は”サーバーを視る”を行っていきましょう!
- テクニックその1”サーバーを知る”が情報収集だとすると
- テクニックその2”サーバーを視る”は具体的な予測になります。
予測や予知と聞くと、「私にそんなことできるかな・・・」と考えちゃうかもしれませんが、
意外と誰でも無意識に予測しています。
あなたは、サーブが飛んでくる前や相手の3打目が飛んでくる前、構えているのではないのでしょうか。
この”構える”という動作が無意識に予測をしている証拠になります。
仮に、予測していない状態だったとすると、「羽球が飛んでくるから取らなきゃ」と構えることはしないで、そのまま突っ立っていて羽球が飛んできたら体がビクッとなって反応すると思います。
こういう経験はありませんか?
笛がなったことに気が付かず、サーブが急に飛んできて体が咄嗟に動いたこと。これは予測外で起こったことなので、構えなどは一切なく、ただただ飛んできた羽球に反射的に動いただけになります。
つまり、あなたは「自分のところに羽球が飛んでくる可能性を予測して」構えていることになります。
無意識のうちの予測を使われたことがわかったところで、
レシーブに必要な情報を意識して予測できるようになっていきましょう!
fa-hand-o-right予測は、無意識に使われるのではなく、意識して使いこなせるようになるのがポイントです。
それでは、「テクニックその2”サーバーを視る”は具体的な予測」のやり方について説明していきます。
主に”4つの視る”を行います。
- サーバーの ”視線を視る”
- サーバーの ”体の向きを視る”
- サーバーの ”打つ手の角度を視る”
- サーバーの ”心理状況を視る”
これらの”4つの視る”ポイントを行い、サーバーから打つ方向、狙っている場所や球種を読み取り、
打ってくる場所を絞り込んで行きましょう!
4つの視るポイントは、あえて順番をつけないようにしてあります。
- サーバーの ”視線を視る”
- サーバーの ”体の向きを視る”
- サーバーの ”打つ手の角度を視る”
- サーバーの ”心理状況を視る”
なぜなら、この4つの視るポイントを総合的に視て、予測をしていくことが大事だからです。
予測は万能ではありません。予想外をなくすために予測を行うのです。
サーバーの視線だけで狙ってくる場所を決めつけると、相手が急に狙いを変えてノールックで打ってきたら反応できないし、体の向きを視て、狙ってくる場所を絞ると球種までは絞れないので、予想外のゆるい球とか来ると一歩足が出なかったりします。手の角度だけを視たら、方向は絞れるが距離まで予測できないため、チームメンバーの邪魔をする動きをしかねません。
意外と見落としがちですが、相手サーバーの心理状況を把握できれば、考えすぎて逆に予測できないという、思わぬ落とし穴に落ちることもなくなるでしょう。
”4つの視る”ポイントを読んで、あなたはこう思ったはずです。
「ふむふむ、なるほどね」「あー、たしかに大事だよね」「これを視てるときはなんとなく予測してたかも」
ちょっとひねくれた人は、「なんだ、こんなことか。こんなの当たり前じゃん」と思ったかもしれません。
そうです。”4つの視る”ポイントは、おそらく誰もが経験のある内容です。
ですが、無意識に使われていただけで、意識して使っている人は少ないのではないのでしょうか。
やったことはあるだけで、使いこなせない。勿体ない状態で止まっているとも言えます。
重要なのは、”4つの視る”ポイントをすべて並行して、意識して行うことです。
これが、予測に繋がります。
少し上で、「”4つの視る”ポイントを総合的に視る」と言ったのは覚えていますか?
ここからが無意識にはできない領域の話になります。
総合的に視るとはつまり、
多角的な視点で物事を考え、
複数の可能性を考慮することで、
レシーブの成功率を格段に上げる”予測”を使いこなせるようになると言うことです。
ざっくり簡単にいうと、
サーブを打つ人の目とか手とか気持ちを読み取って、
狙ってくるポイントがいくつかわかったら、
そのわかった箇所それぞれの対応の仕方を予め準備すれば、
簡単にサーブはレシーブできる!ってことです。
例えば、狙う場所・球種を含め、3つに絞れたら、
パターンAで打ってきた場合、体の入れ方はこうして、足はここに置くとか、
パターンBで打ってきたら、味方とお見合いしそうだから少しよっておこう(声かけておこう)とか、
パターンCなら、味方が取ったほうが安全だから、2打目のカバー入るために次はあそこに移動する必要があるな・・・
みたいな感じです。
ここまで考えてできるようになると楽しくなって、どんどん考えるようになっちゃいますよ。
それに試行回数が増えれば増えるほど、予測的中率が上がるのでレシーブ率も右肩上がりで伸びていきます。
最初は、難しく感じたり、予測できなかったりすることがあるかもしれませんが、予測できなかったときは「ラッキー!情報ゲット!」って気持ちで常にトライしていってください!
相手も考える人間である以上、予測で負ける場合もあります。負けがあるから勝ちもあり、続ける価値があります。
あなたと予測勝負できる日を楽しみにしています。
4まとめ
テクニックその1では、サーバーの全体を把握するための情報収集をし、
テクニックその2では、ポイントを絞って観察することで、予測の領域に到達することを目指します。
例えるなら、遊園地で沢山のアトラクションを乗るために、
館内マップを広げ、アトラクションの位置関係を把握するのがテクニックその1。
そこから移動ルートや移動時間、待ち時間等の情報を整理して、
乗るアトラクションの順番と移動ルートを決める作業がテクニックその2に当たります。
最高に遊園地を楽しむのと同じように、サーブレシーブの成功率を上げるなら、
テクニック1・2を駆使して、自分の行動を決めるための予測をしていきましょう!
予測が可能になったらあとは、ひたすら練習するだけです!
サーブレシーブの最大の難所は、相手の攻撃範囲が広すぎること。
とはいえ、攻撃してくる場所は一箇所のみ。
予測さえできてしまえば、あとはレシーブの技術だけでサーブは取れてしまいます。
レシーブの技術やチーム連携について・・・
は、また別のお話しで!
早く知りたいって方は、
今回の情報が皆さんにプレーに少しでも役に立てれば幸いです。
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