1意外と知られていないドリブルとは!?
レクインディアカをやる上で、知っておきたい手の反則ルールがあります。
それは、「ドリブル」です。
レクインディアカは、手のひらに羽球(スパイラル)を当てる競技です。
このドリブルとは「手の平以外に当たったらどうなるの?」ということがよくわかる反則ルールになっています。
実は以外と知られていない「ドリブル」についてしっかりを理解しましょう!
ちなみに、絶対に知っておかないといけない手の反則ルールには、もう1つあります。
「反則名:ホールディング」です。ドリブルについては別の記事で紹介してますので、そちらをご覧ください!
この2つの反則を知っていれば、名古屋市レク・インディアカの手の反則ルールはばっちりと言えます。
※このページは、反則ルールについてわかりやすく解説するためのものであり、一部の表現の仕方は実際の審判の判定基準と異なる場合があります。
2ドリブルとは
ドリブルとは、羽球が手の平以外に当たった場合の反則ルールです。
つまり、手のひら以外に羽球が当たってしまった = 反則になります。
ドリブルという反則がなければ、足で羽球を打っても反則にならない、なんてことも起きてしまいます。
サッカーで言うところの「ハンド」の様なルールでしょうか。
手のひら → OK
足、頭 → OK
手、腕 → NG
ちなみに医学的に手の平とは、手首から指の付け根までを指すそうです。
↓の画像でいう黄色部分に当たります。
つまり、
- 手の側面や手の甲、手首に当たった場合 → 「反則名:ドリブル」
- 上記を知っていれば、プレーをする上で必要なドリブルに関しての知識はOK
ここでよくある質問で、「指に当たった場合はどうなんですか?」という声を沢山聞きます。
これに関しては、審判員の中でも議論になっている問題で、
- 指によるひっかけ打ち → 「反則名:ホールディング」
- 指が一切動かずに当たった場合 → ?反則なし?ドリブル?
このレベルの細かいルールまで知りたいって方は、ぜひ名古屋市の審判員にチャレンジしてみてください!
名古屋市の審判員については、このページの一番下に記述してあります。
3ドリブルの判定基準
ドリブルになってしまう「条件」をご存知でしょうか。
ドリブルとは、羽球を打つときの手のひらの反則ですが、その反則になる条件(基準)には4種類存在しています。
どれか1つの条件でも当てはまると反則になってしまいます。
文章で見ると少し難しく見えますが、中身は意外とシンプルなものばかりです。
わざわざ意識しなくても、これは反則になるしょ!って言うものも含まれてます。
- 一度スパイラル(羽球)が手の平に触れた後、手の平以外の体の一部に触れたもの。
- スパイラル(羽球)が直接手の平以外の体の一部に触れたもの。
- スパイラル(羽球)の羽に触れたもの。
- 手の平の中のドリブルは判定しない。
※引用元:名古屋市レクリエーションインディアカ「審判員教本」(名古屋市レクリエーションインディアカ連絡協議会)
ここからは、初心者にもわかるように簡単な表現で解説していきたいと思います。
「ルールを知らない人がルールを知る」ことを第1目的とするため、
※レクインジャー個人の見解を含む場合があります。予めご了承ください。
4ドリブルになる条件3種+1種
「3.ドリブルの判定基準」の方で4種のルールは確認できたと思います。
ただ、少し難しい言葉が並んでいるので、レクインジャーなりにわかりやすい表現に変えたいと思います。
本質さえ見失わなければ、プレーで困ることはないのでどちらで覚えてもらっても良いです。
まず、ドリブルの判定基準を2つにわけて考えます。
- ドリブルになる条件 3種
- ドリブルにならない条件 1種
ドリブルになる条件3種
- 羽球が身体に当たった場合(手の平以外の身体すべて) = 反則
- 羽球が2回自分の身体に当たった場合 = 反則
- 羽球のはね部分に触れた場合 = 反則
以上3つがドリブルになる条件です。
この文章で考えるとそこまで難しい内容ではないと感じませんか?
それでは、 ドリブルになる条件3種をそれぞれ解説していきます。
羽球が身体に当たった場合(手の平以外の身体すべて)
手の平以外とは、手首、指、髪、腕、肩、顔、お腹、足、服、靴、などが該当します。
試合中に起きるドリブルは手首に当たったときが多いですね。
服や靴なんかも当たった場合は、ドリブルという反則になります。
これは、試合中に身に着けているもの = 身体の一部として判定されるということです。
- 打つタイミングがずれて、手首や指の付け根に当たってしまう
- 羽球の落ちる場所へ移動が間に合わず、手の側面に当たってしまう
- アンダーレシーブのとき、手首や手の側面に当たって変な方向へ飛んでしまう
- 前衛の味方が急に避けて、羽球が体(服)に当たってしまった
- アウトだと思って避けたつもりが、足(靴)に当たってしまった
羽球が2回自分の身体にあたった場合
この反則がプレー中に起こることは意外とあります。
実際に起きることは、次の2パターンが多いです。
自打球
手の平で打った羽球がコントロールできず自分の体に当たる
多段ヒット
羽球を当てるタイミングがズレ、手の平に当たりその直後、手の側面や手首に当たる
自打球は、誰から見ても「あ、ミスった」とわかる反則(ドリブル)です。
多段ヒットは、自分では「反則になるような悪いことはしてないのになぁ」って思うときに反則に取られるやつです。
※多段ヒットという概念はレクインジャーがわかりやすく説明するための用語です。実際の審判の判定基準とは異なります。
変なところに当たったかも?手の側面に当たったかも?ってときは多段ヒットに該当しますね!
- アンダーレシーブをした際に、手の平が自分の体の方を向いていたため、打った羽球が自分の体に飛んできた
- 速い羽球の対応が遅れて、手の平には当たったが手の平の角度が合わず、軌道がずれて自分の体まで飛んできた
- ジャンプアタックをするとき、飛ぶタイミングがずれて手の平には当てれたが全く飛んでいかず、着地後の体に当たってしまう(自分でキャッチするプレイヤーもたまにいますね笑)
- 羽球を打つとき、腕をふるタイミングがずれて手の平と手の側面がほぼ同時に当たり、思わぬ方向へ飛んでしまう
- アンダーレシーブをしたとき、手を振りすぎて、手の平に当たった後、手首や指付近にもズレて当たってしまう
- 3打目を打つ際、手首を寝かせたまま打ったため、手首付近にもほぼ同時にあたってしまった
羽球の羽根に触れた場合
これについては、そのままの解釈で問題ないです。
羽球の羽部分(黄色の羽根)に触れた場合は、ドリブルになります。
ドリブルにならない条件1種
- 羽球が手の平にしか当たっていない場合 = 反則にはならない
この、手のひらにしか当たっていない場合、反則にならないというのが、ポイントです。
ドリブルになる条件の「羽球が2回自分の身体に当たった場合 = 反則」で出てきた多段ヒットは、手の平の中で起きた「多段ヒット」に関して反則にならないということです。
手のひら中の多段ヒットが反則になっていたら・・・
方向をかえて味方へパスするだけで全部反則!
なんてことが起きて、試合にならないですからね!
5まとめ
羽球が手の平以外に当たった場合の反則 = ドリブル
とだけ覚えていればプレーする上では、充分です。
いきなりすべて理解する必要もありません。
何度も読み返す + プレーを経験することで自然と理解できるようになります。
また、もっと詳しくルールについて知りたいという方は、市の審判員の資格にチャレンジしてみてください!
市の審判員は、2年に1度受験者募集をしています。
ルールも知れて、レク・インディアカの輪が広がるいい機会になると思います。
詳しくは、所属の区の理事や審判員の方に問い合わせてみてください。
※このページは、反則ルールについてわかりやすく解説するためのものであり、一部の表現の仕方は実際の審判の判定基準と異なる場合があります。
今回の情報が皆さんにプレーに少しでも役に立てれば幸いです。
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