1落下地点を見極めるコツとは
落下地点を見極めるコツを話すの前に、そもそも落下地点について説明します。
落下地点とは、「羽球が落ちる場所」のことを指します。
ラリーや試合中はこの落下地点に先に入り、羽球が落ちる前に打つ必要があります。
では、どうすれば落下地点を見極めることができるのでしょうか。
答えはシンプルです。
羽球の落下地点を見極めるには、2つのコツがあります。
それでは、この2つのコツについて、それぞれ説明していきます!
2「羽球を飛ばす(打つ)人」をよく観察すること
落下地点を見極める上で必要不可欠な要素は、その羽球を打つ人です。
これを忘れている人が多いので、知っているだけでも他のプレーヤーより一歩上を目指せるかもしれませんね!
羽球を打つ人をよく観察するというのは、
- レシーブする時は、相手の3打目者をみる
- 2打目を上げるなら、味方の1打目者をみる
- 3打目を打つなら、味方のトスをする人をみる
なぜなら羽球の始点は、羽球を打つ人だからです。
打つ人にはヒントがいっぱい
観察といっても、何を見ればいいかわからない人もいると思います。
打つ人には、いっぱいヒントが隠されているのでそれを教えていきます!
- 打つ体勢・姿勢
- 打ち癖
- 身体の向き
- 足の置き方
- 肘の高さ・向き
- 手のひらの向き
- 違うチームが対戦している時
- 控え選手で待機している時
- 点数をつけるスコアラーをしている時
- Youtubeで試合の動画を見る
などなど、訓練する機会はいつでもあります。
- 羽球が飛んでくるのは、人が打った後
- 人が打つ前は、自分に飛んでくることは100%ない
と少し思考を変えれば、ちょっとは余裕ができるかも知れません。
ピッチャーを見ないで、バットを構えるのは恐ろしいですよね?
急に球が飛んできちゃいますからね
レクインディアカというスポーツの性質上、打ち方には制限があります。
詳しくはこちら、
レクインディアカの性質上、打つ人を見れば80%以上で打つ方向は予測できます。
打った球は基本触られる前提のスポーツです。※一部のスーパープレイヤーを除き
落下地点見極めができるようになると、ノータッチでコートに落とされることがなくなります。
そうなれば、次のステップです!
3飛んでいる羽球を見て予測・修正する
ある程度落下地点の見極めができるようになったら、
次は羽球に注目しましょう!
レクインディアカの羽球に、変化球は存在しません。軌道は常に、一直線上を進みます。
そこで注目すべきポイントは、
手から離れる瞬間に手首を返してくる場合は、反則なので考慮しないとして、
手の向きから羽球が飛ぶ軌道はおおよそ予測できます。
ただ、それだけだと一定の確率で予測を外すことがあります。
外す要因は2つ
- 手のひらの凸凹
- 当たった時のパワー(スピード × 力)
この2つの要因で予測が外れてしまっても、手から離れた後の羽球の形で判断すれば予測の修正が可能になります。
言い換えれば当たりが悪いので、飛ぶスピードはそこまで速くない
瞬時の判断能力と身体能力でカバーする必要がある。
力いっぱい手を振っている様に見せかけて、実は力を入れず飛ばさないようにするなど。逆もまたしかり
この場合は、動作に惑わされず、羽球が飛ぶ瞬間までしっかりと観察すれば予測は可能。
後は、動けるかどうか・・・
4更に前から予測する(上級者むけ)
これは、上級者向けの内容なので、読み飛ばしても問題有りません。
打つ人の、更に前に打つ人を見て予測するというやり方もあります。
ただし、正確な予測をするものでは有りません。
あくまで自分が更に安全に打つため(レシーブ)の事前準備というものでしょうか。
ここまでやると大変かも知れないので、
見るのは自己責任という形で、自分のやり方を載せておきます。
- 常に自分にアタックが飛んでくる想定で考える
- 相手1打目のレシーブがどこに飛んだかを観察 → 乱れたかどうかで判断
- トスする人の技量はどのくらいあるのか → ジャンプアタックの有無、打ってこないエリアを判断
- アタッカーの待機場所を確認 → 狙い目を予測
- トスの高さと軌道を観察 → 打ってくる位置の2.3箇所に絞る
- ファーストレシーブは誰が取るのか
- レシーブした先にトス上げる人がきちんと落下地点に入っているか
- トス上げる人の体勢・打ち方は通常時と変化あるのか
あくまで一例なので、気になる方だけ参考にしてみて下さい。
5まとめ
いかがだったでしょうか。
おさらい
落下地点を見極めるコツには、2つある
その分、落下地点の見極めができれば他の人より上手くなれます。
羽球を見極める訓練(練習)は、身体より頭を使う地味な訓練ですが
その小さな積み重ねが、後の莫大な経験値として発揮されます。
スポーツは、身体が同じなら頭が使える人が勝ちます。
負けたくないなら、頭だけは早めに鍛えましょう!
もちろん、身体も並行して鍛えるをおすすめします。
今回の情報が皆さんにプレーに少しでも役に立てれば幸いです。
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