サーブレシーブの極意・入門編|できるかどうかで試合が決まる!

レクインディアカにおいて、サーブレシーブが試合の流れを左右する——
そんな話、聞いたことはありませんか?

試合開始の第一打。緊張感漂うその瞬間に、
相手のサーブを“正確に返せるかどうか”で、
その後の攻撃が成立するか、しないかが決まってきます。

「ただ反則せずに打ち返せれば良いんでしょ?」と思っていたあなたへ。
実は“返し方”にこそ、勝敗のカギがあるんです。

今回は、レクリエーションインディアカで“勝敗を分ける最重要スキル”といわれる「サーブレシーブ」について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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目次

サーブレシーブとは?試合のカギを握る“初手”

サーブレシーブとは、相手のサーブを受けて味方に正確につなげるプレーのこと。レクインディアカでは、羽球(スパイラル)を必ず3打で返すのがルールですが、その第1打がレシーブです。

ここでミスが起こると…

  • 攻撃のチャンスが作れない
  • ローテーションのバランスが崩れる
  • そもそもミスして失点してしまう
  • 試合の流れが相手に傾いてしまう

つまり、サーブレシーブが安定するかどうかで試合展開が大きく左右されるのです。


難しさの理由:ローテーション制

レクインディアカではサーブ権が入れ替わる毎(もしくはサーブ連続3点獲得後)に選手がローテーションし、ポジションが時計回りに移動します。
そのため、全員が「ポジション①〜④」のすべてに対応する必要があります。

このローテーション制こそが、サーブレシーブを難しくしている最大の理由です。

  • 立ち位置が変われば、見える角度も動きの範囲も変わる
  • 相手サーブの方向とスピードが毎回違う
  • 仲間との連携も位置ごとに変化する

実際にすべてのポジションで安定したレシーブができる人はごくわずかです。
だからこそ、すべてのポジションで少しでもできることが増えれば、活躍できる選手に近づきます。


サーブレシーブの基本姿勢と意識

✅ 姿勢のポイント

  • 足は肩幅程度、重心はやや下へ
  • 軽くひざを曲げ、軽く前傾姿勢を保つ
  • 両手は腹の前、構えはリラックス
  • 視線は相手のサーバーに集中

✅ 意識すること

  • サーブの軌道をできるだけ早く予測する
  • 反応ではなく「準備」が重要
  • 声を出し味方と連携、誰がレシーブするかを明確に

❌ よくあるミスとその対策

ミス原因解決法
サーブを見失う打点を追えていない・サーバーを見ていないサーバーの動作に集中する
反応が遅れる身体が固い・緊張している・構えるのが早い呼吸を整えリラックスした構えに
味方と接触する声かけ・役割分担の不足「任せた!」などの明確なコールを

まずは、サーブを正面で捉えられるように心がけましょう。
”羽球が手に当たらない”、”反則に取られてしまう”と心配する方も多いですが、その前の段階ができていないことが多いです。

「準備の姿勢」と「サーブを正面で捉えらえる」この2つをマスターしましょう

Q&A:初心者の疑問にお答えします

Q. サーブが速くて怖いです…

A. 慣れです。何人も初心者を指導したことがありますが、皆はじめは怖がり身体が逃げていきます。
ですが、人間次第に慣れていきます。慣れてきて怖がらなくなってから本記事の内容を練習しましょう。それまでは慣れるための練習で問題ありません。

Q. 毎回レシーブの方向がずれます…

A. 姿勢や構えが毎回違っていませんか?サーブを正面で捉えてますか?

まずは構えをルーティン化することが安定への第一歩です。リラックスした状態でサーバーをじっと観察しましょう。
そして、素早くサーブ軌道上の正面へ移動しましょう。その後に打つ動作を開始してみてください。


まとめ

サーブレシーブは、レクインディアカの中でもっとも難しいスキルの一つです。
ですが、皆平等に行う機会がある重要なスキルの一つでもあります。

多くの人が苦手だからこそ、少しでも上達できれば人より一歩先を行くことができます。
頑張りましょう!

まずは「一つのポジション」から極めよう

サーブレシーブを全ポジションで安定させるのは簡単ではありません。
だからこそ、まずは自分がよく立つポジションでのレシーブに集中し、確実に「一本取れる」スキルを育てましょう。

次回からは、有料記事として「ポジション別のサーブレシーブ攻略法」を順番にお届けしていきます。
本気で勝ちたい方は、ぜひチェックしてください!

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