「試合は終わった。でも、何を書けばいいのか分からない」 「悔しかったはずなのに、次の練習ではもうふわっとしている」
そんな経験はありませんか?
これ、初心者だとかなりよくあります。インディアカは試合の中で起きたことを“なんとなく”で流すと、同じミスをもう一度やりやすい競技です。逆に、試合後に少しだけ整理するクセがある人は、次の1試合でわりと変わります。
この記事では、初心者でも続けやすい試合後の振り返りノートの書き方を、できるだけシンプルに整理します。長い日記はいりません。試合後5分で書ける形にして、「よし、次はこれを試そう」が残る記録へ整えていきましょう。
レク・インディアカが初めての方は、まず以下の記事を読んでおくと安心です😊



試合後、頭の中が散らかる人ほど相性がいいです

- 試合後に「何が悪かったのか」がぼんやりして終わりやすい人
- 練習ノートをつけたいけれど、何を書けばいいか分からない初心者
- 次の試合で同じミスを減らすために、振り返りを習慣化したい人
先に答えを言うと、書くのは3行だけです

- 振り返りノートは「感想」よりも「原因」と「次に試すこと」を書く
- 全部を記録しようとせず、1試合につき3項目に絞ると続きやすい
- 良かった点も残しておくと、自分の再現パターンが見えてくる
1. 反省会を始める前に、「次どうする?」を1つ残す
試合後にノートを書くと聞くと、
- ミスした場面をたくさん書かないといけない
- 反省点を厳しく整理しないと意味がない
- 長く丁寧に書かないと続かない
こんなイメージを持つ人も多いです。
でも、実際に大切なのは立派な反省文を作ることではありません。 大切なのは、次の練習や次の試合で「何を意識するか」を自分で思い出せる状態にしておくことです。
たとえば、
- 「サーブカットで前に落ちる球に遅れた」
- 「3打目で無理打ちして相手にチャンスボールを返してしまった」
- 「声かけをすると連携が良くなった」
という気づきがあったなら、それを次回の行動につながる形で残しておく方が重要です。
同じ“ミスした”でも、
- ただ「レシーブミスが多かった」と書く
- 「相手サーブを見る前に下がりすぎて、前に落ちる球へ出遅れた」と書く
では、次回の改善しやすさがまったく違います。
振り返りノートは、自分を責めるためのものではなく、次の自分を助けるメモです。この視点に変わるだけで、ノートはぐっと続けやすくなります。
2. 頑張って長く書くより、短いメモの方がちゃんと続きます
長い記録は、最初はほぼ続きません。
試合後は疲れていますし、悔しい気持ちや焦りもあるので、細かく全部書こうとするとそこで止まってしまいます。だからこそ、おすすめは3行フォーマットです。
3行フォーマット
- 今日うまくいったこと
- 今日うまくいかなかったこと
- 次の試合で1つだけ意識すること
たとえば、こんな形です。
- うまくいったこと: サーブは強くなくても、相手の間に落とす意識ができた
- うまくいかなかったこと: 2本目が乱れたときに焦って強打してしまった
- 次に意識すること: 崩れた3打目はまず返す、を徹底する
この形の良いところは、気持ちの整理と改善ポイントの整理が同時にできることです。
しかも「次に意識すること」を1つに絞るので、次回の練習テーマにそのまま使えます。あれもこれも直そうとすると、結局何も残りません。初心者ほど、次の1回で試す内容は1つにした方が効果が出やすいです。
3. 「やらかした…」の中に、次のコツがひそんでいます
ノートが役立たなくなる典型例は、結果だけで終わってしまうことです。
たとえば、
- サーブミスが多かった
- レシーブが上がらなかった
- 連携が悪かった
これだけでは、次に何を直せばいいかが見えません。
そこでおすすめなのが、どの場面で起きたかをひと言だけ足すことです。
たとえば、
- サーブミスが多かった → 終盤に強く打とうとして、いつもより力みすぎた
- レシーブが上がらなかった → 相手の打点を見る前に下がってしまい、前への一歩が遅れた
- 連携が悪かった → 誰が2本目へ入るか曖昧な場面で声が止まった
ここまで書けると、「じゃあ次は何を試すか」が自然に見えてきます。
さらに余裕があれば、
- 自分の技術ミスだったのか
- 判断ミスだったのか
- 声かけや連携の問題だったのか
を分けて書くと、改善の方向がもっと明確になります。
インディアカは“打てた・打てなかった”だけでなく、立ち位置、準備、声かけ、判断の早さがプレー結果に大きく影響します。だからこそ、結果だけではなくその前に何があったかを短く残すことが大切です。




4. うまくいった1本は、あなたの勝ち筋メモです
振り返りノートというと、悪かった点ばかりを書きがちです。
もちろん改善点は大切ですが、良かったプレーを残すことも同じくらい重要です。なぜなら、上達は「できなかったことを減らす」だけでなく、「うまくいった形を再現する」ことでもあるからです。
たとえば、
- サーブ前に深呼吸したら、落ち着いて入れられた
- 返球コースを最初から絞っていたら、レシーブの一歩目が速くなった
- 味方に早めに声をかけたら、2本目のつなぎが安定した
こうした成功パターンを残しておくと、次回の試合前に読み返したときに、「自分はこうすると安定しやすい」という再現ポイントが見えてきます。
初心者のうちは、うまくいったプレーを“たまたま”で終わらせがちです。でも、その“たまたま”の中に、自分に合う準備や判断が隠れています。だからこそ、良かったことも必ず1つは書いておきましょう。
ここ、つまずきやすいです。でも大丈夫です
「試合後に書こうと思っても、時間がなくて忘れる」という人は多いです。
その場合は、試合会場を出る前でなくても大丈夫です。帰り道のスマホメモでも、家に着いてからの3分でも構いません。大事なのは、記憶がぼんやりする前に3項目だけ残すことです。
また、文章をうまく書こうとしなくて大丈夫です。
- 前に落ちる球へ遅れた
- 2本目の声が足りなかった
- 次は返球優先でいく
このくらい短くても十分意味があります。振り返りノートは、読ませるためではなく、自分で使うための道具です。



何を書けばいい? 迷ったらこの3つで足ります
例1: サーブミスが続いた試合
- 良かったこと: 立ち位置は安定していた
- 改善点: コースを狙いすぎて力み、終盤にネットミスが増えた
- 次に意識すること: 大事な場面ほど“強さ”より“入れる”を優先する
例2: レシーブが崩れた試合
- 良かったこと: 声かけがある場面では守備位置を修正できた
- 改善点: 相手のサーブを見る前に下がりすぎて、前への対応が遅れた
- 次に意識すること: 相手の打点を見るまで下がりすぎない
例3: 3打目で失点が増えた試合
- 良かったこと: チャンスボールの処理自体は落ち着いていた
- 改善点: 崩れた場面でも強打を選び、反則を取られて失点した
- 次に意識すること: 崩れた3打目はまず安全に返す
よくある失敗、先に回避しておきます

- 失敗: 思い出したことを全部書こうとして続かない
- 回避策: 1試合につき「良かったこと」「改善点」「次に意識すること」の3つに絞る
- 失敗: ミスだけを書いて気持ちが重くなる
- 回避策: 良かったプレーを必ず1つ入れて、自分の再現ポイントも残す
- 失敗: 「レシーブが悪かった」など抽象的すぎて次につながらない
- 回避策: どの場面で、何が原因だったかをひと言だけ足す
今日から始める、3つの軽いルール
- □ 試合後5分以内に3行だけメモする
- □ 改善点だけでなく、良かったことも1つ残す
- □ 次の試合で意識することは1つに絞る
最後に: 3行メモは、あとでじわじわ効いてきます
試合後の振り返りノートは、上手な文章を書くためのものではありません。次の1試合で同じミスを減らし、うまくいった形を再現するための準備メモです。
最初から完璧に書こうとしなくて大丈夫です。
- うまくいったこと
- うまくいかなかったこと
- 次に意識すること
この3つだけでも残していけば、試合の経験が“ただ終わった出来事”ではなく、次につながる材料に変わっていきます。
まずは次の試合のあと、スマホのメモでも紙のノートでもいいので、3行だけ書いてみてください。その3行が、次の1試合を変える最初の一歩になります。
